メジャーリーグ2022:日本人選手出場記録(現地時間8月26日から29日までの試合)

メジャーリーグ2022:日本人選手出場記録

メジャーリーグ2022シーズン現地時間8月26日から29日まで、日本人選手が出場した試合をまとめて掲載しています。

投手・指名打者

大谷 翔平(エンゼルス:アメリカンリーグ西地区)/ 投手・指名打者

エンゼルス 4-3 ヤンキース(現地時間8月29日の試合)

3番指名打者で先発出場。
4打数2安打2打点(遊併、空振り三振、右本(2)一安)だった。


2対2と同点で迎えた5回裏2死1塁の場面で打席に入ると、ワンボールツーストライクからの4球目、外角低めの変化球(フォーク)を捉えると、ライトスタンドへ飛び込む勝ち越しのツーランホームランを放った!(今季第29号)

ブルージェイズ 3-8 エンゼルス(現地時間8月28日の試合)

3番指名打者で先発出場。
4打数3安打2打点(右安二安、捕ゴロ、左本(2)、四球)だった。


1対3と2点リードで迎えた7回表、1点を追加しなおも2死2塁の場面で打席に入ると、ツーボールツーストライクからの6球目、外角の変化球(シンカー)を捉えると、レフトへのツーランホームランを放った!(今季第28号)

ブルージェイズ 0-2 エンゼルス(現地時間8月27日の試合)

3番投手・指名打者で先発出場。
投手;7回を2安打無失点9奪三振1四球で、11勝目を挙げた!
打者;2打数無安打(四球、空振り三振、投ゴロ、四球)


1回表1死1塁の場面で打席が回ってくるとフォアボールを選んで出塁し、1死1,2塁とチャンスを広げる。しかし4番レンヒーフォ選手がライトフライ、5番フォード選手がファーストゴロに倒れてしまい先制のチャンスを逃す。

1回裏、先発投手としてマウンドに上がるも、1番スプリンガー選手にヒットで出塁を許してしまう。その後2死1塁とするも4番ビシェット選手にフォアボールを与えてしまい2死1,2塁とピンチを広げてしまう。続く5番ビジオ選手を外角高めの変化球(カットボール)でセンターライナーに打ち取り無失点で切り抜けた。

2回裏は3者凡退に抑えると、3回裏は2死走者なしの場面で2番ゲレーロJr選手にツーベースヒットを許してしまうも、3番カーク選手を外角低めのファストボール(フォーシーム)で見逃し三振に抑えてピンチを切り抜ける。

4回裏、5回裏は3者凡退に抑え、試合はスコアレスのまま6回へ。
6回表エンゼルスの攻撃、無死1,2塁と一打先制の場面で大谷選手が打席へ。真ん中の変化球(シンカー)を打ち返すもピッチャーゴロに倒れるがダブルプレーは回避し1死1,3塁とチャンスは続き、4番レンヒーフォ選手がレフトへのタイムリーヒットを放って先制に成功した。

6回裏は3者凡退に抑えると、7回裏は1死走者なしから味方のエラーでランナーを出すものの無失点で切り抜ける。大谷選手は7回を投げきったところで勝利投手の権利を持って降板[球数109球]

試合は9回表にエンゼルスが貴重な追加点を奪ってリードを2点に広げると、8回裏から2番手で登板したハーゲット選手が2イニングを無失点に抑えて試合を締め括った。

ブルージェイズ 0-12 エンゼルス(現地時間8月26日の試合)

3番指名打者で先発出場。
5打数1安打2打点(見逃し三振、中3(2)、遊ゴロ、一ゴロ、一ゴロ)だった。


2回表2点を先制し、なおも1死2,3塁の場面で打席が回ってくると初球、内角の変化球(スライダー)を打ち返し、右中間フェンス直撃の2点タイムリースリーベースヒットを放った。

野手

鈴木 誠也(カブス:ナショナルリーグ中地区)/外野手

ブルージェイズ 5x-4 カブス(現地時間8月29日の試合)

4番ライトで先発出場。
5打数2安打(中安中安、空振り三振、投ゴロ、三ゴロ)だった。

ブリュワーズ 9-7 カブス(現地時間8月28日の試合)

2番ライトで先発出場。
3打数1安打1打点(四球、右安(1)、遊ゴロ、四球、左直)だった。


1点リードの2回表2死1,2塁の場面で打席に入ると、ツーボールツーストライクから6球目、内角高めの変化球(スライダー)を打ち返してライトへのタイムリーヒットを放って追加点を奪った!

ブリュワーズ 7-0 カブス(現地時間8月27日の試合)

4番ライトで先発出場。
3打数2安打(二ゴロ、中2中2、四球)だった。

ブリュワーズ 3-4 カブス(現地時間8月26日の試合)

4番ライトで先発出場。
3打数無安打(右邪飛、三ゴロ、中飛、四球)だった。

投手

ダルビッシュ 有(パドレス:ナショナルリーグ西地区)/投手

ロイヤルズ 3-4 パドレス(現地時間8月27日の試合)

先発で登板。
7回を5安打3失点6奪三振3四死球で、11勝目を挙げた!


1回裏1死走者なしからヒットとフォアボール、デッドボールで1死満塁とピンチを招いてしまうと、5番ドジャー選手にワンボールワンストライクからの3球目、内角のファストボール(フォーシーム)を打ち返され、ライト前へのタイムリーヒットで先制を許してしまう。
1死満塁とピンチは続き、6番プラット選手にはツーボールツーストライクからの7球目、真ん中の変化球(シンカー)を打ち返されセンターオーバーの2点タイムリーツーベースヒットを許してしまい、この回3失点。

2回表パドレスの攻撃、1死1塁から6番マイヤーズ選手がライトへのツーランホームランを放ち1点差に迫る。
2回裏、ダルビッシュ投手はヒットとフォアボールで1死,1,3塁とピンチを招いてしまうが、3番ペレス選手をライトフライ、4番オハーン選手を空振り三振に抑えて無失点で切り抜ける。

3回表パドレスの攻撃、1死,1,3塁とチャンスを作ると3番マチャド選手、4番ドゥルーリー選手の連続タイムリーヒットで2点を奪って逆転に成功する。

3対4とパドレス1点リードで迎えた3回裏をダルビッシュ投手は3者凡退に抑える。4回、5回も3者凡退に抑えて序盤の不安定な投球から完全に立ち直る。

6回裏2死走者なしから7番マッシー選手にバントヒットで出塁を許すと、盗塁と味方のエラーで2死3塁とピンチを広げてしまうが、8番ウォーターズ選手をセカンドゴロに打ち取り無失点で切り抜けた。

7回裏を3者凡退に抑え、ダルビッシュ投手は勝利投手の権利を持って降板[球数102球] 8回、9回をリリーフ陣が無失点リレーで締め括りパドレスが勝利した。

有原 航平(レンジャーズ:アメリカンリーグ西地区)/投手

レンジャーズ 8-9 タイガース(現地時間8月28日の試合)

先発で登板。
3回1/3を8安打6失点3奪三振3死球で、2敗目を喫した。

1回表2死走者なしからヒットで出塁を許すも、後続をセカンドゴロに打ち取る。

2回表、先頭打者にデッドボールを与えてしまうと6番カーペンター選手に外角高めの変化球(カットボール)を打ち返され、ライトへのタイムリーツーベースヒットで先制を許してしまう。
無死2塁となり7番カンデラリオ選手にワンボールからの2球目、内角低めの変化球(カットボール)を捉えられ、ライトスタンドへ飛び込むツーランホームランを浴びてしまい、この回3失点。

3回表2死走者なしから、ヒット2本にフォアボールで2死満塁とピンチを招くと、8番クレメンス選手にフルカウントからの6球目、外角高めの変化球(カットボール)が外れて押し出しのフォアボールを与えてしまった。
2死満塁とピンチは続くが9番バドゥ選手をショートライナーに打ち取り、最小失点で切り抜けた。

4回表ヒットとツーベースで無死2,3塁とピンチを招くと、3番バエス選手を空振り三振に抑え、1死2,3塁とし、4番カストロ選手を迎えたところで降板となった[球数86球] 有原投手の後を引き継いだマーティン選手がカストロ選手に、センターへの2点タイムリーヒットを許してしまった。

試合はレンジャーズ打線が9点ビハインドから1点差まで追い上げるも、追いつくことができずに敗れた。

菊池 雄星(ブルージェイズ:アメリカンリーグ西地区)/投手

ブルージェイズ 3-8 エンゼルス(現地時間8月28日の試合)

2対8と6点ビハインドの9回表2死満塁の場面から6番手で登板。
エンゼルス7番アギラール選手を外角高めの変化球(スライダー)で空振り三振に抑えた。

投球記録;1/3回を無安打無失点1奪三振。

ブルージェイズ 0-12 エンゼルス(現地時間8月26日の試合)

7点ビハインドの6回表から2番手で登板。
最初の打者にフォアボールを与えてしまうも、後続を空振り三振、ファーストゴロ、空振り三振に抑える。

7回表2死走者なしから7番アデル選手にツーボールツーストライクからの5球目、内角低めの変化球(スライダー)を捉えられ、レフトスタンドへ飛び込むソロホームランを浴びてしまう。

8回表には1死1塁から2番トラウト選手にワンボールツーストライクからの5球目、外角低めの変化球(スライダー)を捉えられ、ライトへのツーランホームランを浴びてしまった。

投球記録;3回を3安打3失点6奪三振1四球。

澤村 拓一(レッドソックス:アメリカンリーグ東地区)/投手

レッドソックス 4-12 レイズ(現地時間8月28日の試合)

3対5と2点ビハインドの6回表から2番手で登板。
1死走者なしから2本のヒットで1死1,3塁とピンチを招くと、2番マーゴー選手をレフトフライに打ち取るも、これが犠牲フライとなってしまい1点を奪われる。
2死1塁となったが、3番ペラルタ選手にフォアボールを与えてしまい2死1,2塁とすると、4番ラミレス選手に内角高めのファストボール(フォーシーム)を打ち返され、レフト前へのタイムリーヒットを許してしまう。
2死1,2塁とピンチは続き、5番アロザレーナ選手に内角低めの変化球(フォーク)を打ち返され、レフトフェンス直撃のタイムリーツーベースヒットを許してしまう。
2死2,3塁とピンチは続き6番パレデス選手にフォアボールを与えてしまい2死満塁とされるが、7番ウォールズ選手を空振り三振に抑えて、3失点で踏ん張った。

投球記録;1回を4安打3失点1奪三振2四球。

※試合後DFA(事実上の戦力外通告)を受け、メジャー40人枠を外れウェーバーに掛けられることになった。

2022シーズン日本人選手年間記録

日本人選手同士の直接対決が実現!

ブルージェイズ 0-12 エンゼルス(現地時間8月26日の試合)

菊池 雄星(ブルージェイズ:アメリカンリーグ西地区)/ 投手

 7点ビハインドの6回表から2番手で登板。
 3回を3安打3失点6奪三振1四球。

大谷 翔平(エンゼルス:アメリカンリーグ西地区)/ 投手・指名打者

 3番指名打者で先発出場。
 5打数1安打2打点(見逃し三振、中3(2)、遊ゴロ、一ゴロ、一ゴロ)

日本人対決:菊池雄星vs大谷翔平

1打席目

6回表1死1塁の場面で大谷選手が打席に入り、菊池投手との日本人対決が実現。
ツーボールツーストライクからの6球目、菊池選手の投じた外角低めの変化球(スライダー)を大谷選手が打ち返すもファーストゴロに倒れた。

2打席目

8回表1死走者なしの場面で大谷選手が打席に入り、この試合2度目の直接対決。
ワンボールワンストライクからの3球目、菊池選手の投じた外角低めの変化球(スライダー)を大谷選手が打ち返すもセカンドゴロに倒れた。